この作品のコンセプトは
未来の占い
である。
この作品を作るきっかけになったのは、私自身が「しいたけ占い」(https://voguegirl.jp/horoscope/shiitake/)にはまったことだった。冷静に考えれば、人の運勢が12星座に分類できかつ、予測などできるはずがないとわかっている。しかし、「しいたけ占い」の過去や未来の運勢はどうも当たっているように感じる。

そんな矛盾する考えの元、物理学的に占いを行うならば、どのようなことが可能かということを考えた結果、この作品が生まれた。
この作品は、「天気予報」に対する私なりのオマージュである。
天気予報は、「ナビエ・ストークス方程式(空気の流れ(流体)を記述する方程式))」と「過去の膨大な気象データ」から人工知能AI(正確には、データ同化)の技術を使って、未来の天気を予報している。

天気予報の仕組み

同様に、「占い」も、「幸せの方程式(人の幸せを記述する方程式)」と「過去の幸福度のデータ」から人工知能AIの技術を使って実現できるはずである。
幸せの方程式を作る際には、オランダの心理学者の論文を元に、定式化した。
(Modeling the Dynamics of Mood and Depression by Fiemke Both, Mark Hoogendoorn, Michel Klein, Jan Treur)

未来の占いの仕組み

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